終わりなき検索エンジンの進化

検索エンジンの進化についてひも解いてみましょう。世のなかに初めて登場したインターネット検索エンジンは、「Archie」と言われるクライアント・サーバ型システムで、特定の“ファイル”をファイル名で検索するものでした。その数年後に、「ディレクトリ型」検索エンジンと言われるYahoo!の登場となります。情報収集、体系的整理を人手に頼るものではありますが、インターネット普及期と相まって、しばらくは独走状態だったようです。

その後、インターネット上での情報探索・索引整理が自動化され高速検索が可能となったGoogleの「ロボット型」検索エンジンの登場で、検索エンジン勢力図は一変しました。その後更に輪をかけた形となるYahoo!のGoogle検索エンジン採用でシェア争いも“勝負あり”の感が否めません。そのよい例は、インターネットで検索することを「ググる」という流行語が生まれたことです。一般大衆にもGoogleの検索エンジンが受け入れられたということではないでしょうか。

ただ、Googleの検索エンジンも、最初から完成されたものではもちろんなく、当初は意図的なページランクアップを図る行為が横行した時期を経て、Googleの目指す“ユーザーの役に立つ検索エンジン”へと、進化してきました。スパム対策として知られる有名なアルゴリズムに、「パンダ・アップデート」と「ペンギン・アップデート」の2つがあります。「パンダ」はコンテンツの品質を見分けるアルゴリズム、「ペンギン」はスパムを取り締まるアルゴリズムです。他、会話型検索を理解するためのアルゴリズムの「ハミングバード」では、スマートフォンの音声検索に対応できるようになり、週去に誰も検索したことがない未知のクエリ(検索する言葉)に対しては、AI(人工知能)の技術が使用されています。すでにモバイル環境対応に移行を表明している現在、今後どこまで進化していくのが大変楽しみです。